請願第2号 (平成10年) 大店法の廃止・緩和反対規制強化を求める意見書提出に関する請願
受理日:平成10年3月5日
付託委員会:経済
議決日:平成10年3月25日
議決結果:不採択
益田 牧子
請願第二号
大店法の廃止・緩和反対規制強化を求める意見書提出に関する請願
主 旨
一 大店法の廃止並びにこれ以上の緩和は行わないこと。
二 自治体が地域を限定して、大型店の出店を禁止できる「緊急立法」をつくること。
三 商店街、中小商店の振興策を拡充すること。
理 由
国民の消費が冷え込んでいる今も、町のすべての小売店の売上を奪い取ってしまうような大型店が次々に出店しています。
商店街の空洞化は深刻で、車公害や環境悪化も住民を苦し
めています。まちづくりを自治体が計画しても、それを無視した大型店の出店で、その構想が根本から覆されることも少なくありません。
「規制緩和はすべて正しい」という言い分で、これ以上大型店の出店があれば、消費者の安全で快適な環境も奪われ、中小小売業者の経営も破壊されてしまいます。
大店法の廃止、緩和に反対し、必要な規制の強化を求めて国に対して意見書の提出を要望します。