請願第1号 (平成10年) 医療制度の充実を求める意見書採択の請願
受理日:平成10年3月5日
付託委員会:教育民生
議決日:平成10年3月25日
議決結果:不採択
益田 牧子
請願第一号
医療制度の充実を求める意見書採択の請願
主 旨
老人医療費の定率負担、高齢者保険の創設、健保本人窓口三割負担、風邪薬などの保険はずしなど患者負担を増大させる医療保険の「抜本改革」を見直し、いつでもだれでもどこでも安心して療養できる医療保険制度に改善すること。
理 由
昨年九月一日より実施された健康保険法「改正」によって健保本人や高齢者をはじめ、患者の窓口負担が大幅に増え、住民の悲痛な声が寄せられています。政府はさらに医療保険制度の「抜本改革」の課題として健保本人三割負担、大病院外来五割負担、老人保険制度の創設・定率負担、医療機関の再編成、病床の削減などを行おうとしています。問題なのはこれらの「改革」は国民が求めている「いつでも、どこでも、誰でも、安心して療養できる」医療制度の改革になっておらず、逆に患者・国民への一層の負担増を強いるものであり、医療及び福祉から大多数の国民を切り捨てていくものにほかなりません。
つきましては、市民が安心して療養できる医療制度に改善・充実されますよう政府、関係省庁に意見書を提出していただきますよう請願いたします。