請願第12号 (平成11年) 誰でも安心できる介護保障制度の実現を求める請願
受理日:平成11年6月11日
付託委員会:保健福祉
議決日:平成11年6月21日
議決結果:不採択
益田 牧子
請願第一二号
誰でも安心できる介護保障制度の実現を求める請願
主 旨
一 介護サービスが確実に利用できるよう特別養護老人ホームやデイサービスなどの建設、ホームヘルパーの増員など「基盤整備」を緊急に充実して下さい。
二 介護保険料が過度の負担とならないようにして下さい。また、介護保険料や利用料を払えない人への減免制度や助成制度をつくって下さい。保険料未納者に対する罰則は適用しないで下さい。
三 「支給限度額」の設定により必要なサービスを受けられないということがないように、自治体負担でサービスの上乗せを実施して下さい。
四 現行の高齢者への福祉保健施策は引き続き実施するとともに、これらの充実を行って下さい。
五 介護保険事業の運営は、住民参加・公開にして下さい。また、市民への制度説明会を町内会単位で実施して下さい。希望する市民団体に講師を派遣して下さい。
理 由
二〇〇〇年四月の介護保険制度施行まで一年を切りました。今年の十月から介護認定の申請受付が開始されます。しかし、介護制度の充実を願う多くの住民にはその内容が十分知らされず、強い不安と危惧を持たれています。
介護サービスを必要とするすべての人たちが、安心して利用できる介護制度を実現するために、上記のことを請願いたします。