請願第7号 (平成15年) 消費税の大増税に反対する意見書の提出に関する請願
受理日:平成15年9月10日
付託委員会:総務
議決日:平成15年9月26日
議決結果:不採択
益田 牧子
請願第七号
消費税の大増税に反対する意見書の提出に関する請願
主 旨
一 消費税の大増税をキッパリやめること。
理 由
長引く深刻な不況のもと、私たちのくらしは、収入が落ち込み、医療・年金・介護などの負担が増えて苦しくなるばかりです。
政府・与党や財界が消費税率引き上げの大合唱を行うなか、政府の税制調査会は大増税計画を示しました。大企業に負担を軽くしながら、庶民には、消費税率を二桁に引き上げるというものです。税制調査会は、消費税率の引き上げを「少子高齢化で社会保障に必要な財源確保のため」といっていますが、五%に引き上げるときも、同じことをいいながら、逆に医療・年金などを大改悪してきました。社会保障のためというようなゴマカシはもう通用しません。社会保障の費用は、大型公共事業のムダづかいや大銀行救済に湯水のように税金を注ぎ込むのをやめ、お金の使い道を変えれば確保できます。これまで私たちが要求してきた消費税の税率を三%にもどすことこそ、家計を直接温め、景気回復につながります。
消費税は、お金持ちには負担が軽く、庶民には重いという最悪の税金です。
消費税があるかぎり、とめどなく増税計画がくわだてられます。消費税はもともとなくすべきものと考えます。私たちは、消費税の大増税計画につよく反対します。
以上の理由から、政府ならびに関係省庁に請願主旨の意見書を提出していただきますよう請願します。