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件名

請願第9号 (平成24年) 北区・龍田出張所の総合出張所への昇格と、健康センター清水分室(旧北保健福祉センター)の有効活用を求める請願

受理日

受理日:平成24年6月4日

付託委員会

付託委員会:企画教育市民

議決結果

議決日:平成24年6月18日
議決結果:不採択

紹介議員

益田牧子

内容

 北区・龍田出張所の総合出張所への昇格と、健康センター清水分室(旧北保健福祉センター)の有効活用を求める請願

 主 旨
 日本一暮らしやすい政令市を揚げて、四月一日政令市はスタートしました。
 しかし、それとはうらはらに「日本一暮らしにくい町」となった龍田五校区(龍田・弓削・楠・楡木・武蔵)について次の改善を求めます。
 一 龍田出張所の総合出張所への昇格を求めます。
 二 保健センター清水分室(旧北保健福祉センター)の業務は縮小ではなく、住民のために多いに活用できるよう、恒常的に人員を配置し業務の大巾拡大を求めます。

 理 由
 一 植木の北区役所と龍田五校区は、北区の両端にあります。
区役所には福祉センターが併設されましたが、そこを必要とする住民は、はるばると時間と費用をかけて行かねばなりません。
 市の取扱い窓口は植木の北区役所以外にもありますが、お金がかかわる事については植木の北区役所まで行かねばならず、高齢者・障害者・病人にとってとても困難なことです。
 区バスは走っていますが(住民への周知徹底は不足しています)植木の北区役所まで長時間揺られ、その上便数が少くないので一日がかりになります。体力に自信がない人はとても行くことができません。
 地域は高齢化し、みんな近くで何でもすむようにして欲しいと願っております。
 このような状況ですので、まず龍田出張所は、取扱い業務が格段に多い総合出張所へ昇格させて下さい。
 また、北区の中で、植木区役所より一番遠く、人口も多く集中している龍田五校区だけ出張所扱いのままというのも納得できません。市の住民説明会では敷地が狭かったから見送ったと弁明がありましたが、建築の専門家によると現出張所に建て替えのための敷地は充分あるとのことです。
  画一的な区切りで決めてしまうやり方ではなく、住民の声に充分耳をかたむけて、ほんとうに日本一暮らしやすい政令市を実現させて下さい。
 二 政令市スタート後、福祉センターは植木区役所に併設されました。旧北保健福祉センターは健康センター清水分室となり、業務が大巾に縮小され、乳幼児健診以外ほとんど使われておりません。
 植木区役所へは車で往復九〇分はかかり、区バスを利用すればもっと長い時間がかかるところです。
 住民が行くにも、職員の方がこちらに出向いて来るにしても移動に時間と経費がかかりすぎます。
  以前の北保健福祉センターで行われていた老人福祉部門、精神部門、子育て部門(児童虐待なども)を、健康センター清水分室にぜひ復活させて下さい。
  清水総合出張所、龍田出張所管轄へは、ここを拠点にすれば片道一五分で移動でき、住民にも職員の方にも負担がかからず効率的です。四月の市政だよりには、次のような案内がのっていました。
 ・精神障害者サロン 無料 四月二十七日 場所 北区役所一階会議室
 ・専門医による心の健康相談 無料 毎月一回 場所 北区役所一階相談室
 これを見て、私たちは悲しくなりました。
 これと同じことを健康センター清水分室(旧北保健福祉センター)でも行ってください。
以上、日本一暮らしにくい町 龍田五校区を日本一暮らしやすい町になるよう、ご尽力下さるようお願いもうしあげます。
 右、請願いたします。

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