請願第3号 (平成24年) 消費税の増税に反対する意見書の提出に関する請願
受理日:平成24年2月24日
付託委員会:総務
議決日:平成24年3月21日
議決結果:不採択
益田牧子
主 旨
消費税の増税はやめること。
理 由
民主党野田政権は、「社会保障と税の一体改革」と称して、消費税を平成二十六年に八%、二十七年に一〇%に増税する大増税法案を今年中に成立させようとしています。国会での首相答弁でも「これは待ったなしの課題」として野党にも協力を求めています。
一般国民にとっては、生活費にかかる税金が増え、一方では命綱ともいうべき社会保障にかかる負担が増えたのでは、たまったものではありません。いちばん打撃をこうむるのは消費税を納入する中小企業の方たちで、五%の今でも身銭をきっての納入に泣かされているのに、一〇%になったらもう商売は続けていけないといっておられます。
財政再建どころではありません。税収は上がらず景気はどん底、倒産企業続出という事態が予想されます。このような事態はなんとしても回避しなければなりません。
今こそ「生活費にかかる税」「不公平な税」「営業破壊税」である消費税の増税を、将来にわたって行わないことを求める世論を大きく広げることが必要だと考えます。
熊本市議会としても、住民生活を破壊から守るという立場から、政府ならびに関係省庁に対し、請願事項の意見書を提出していただきますよう請願します。