請願第16号 (平成23年) 熊本市営自転車等駐車場の有料化の中止を求める請願
受理日:平成23年9月5日
付託委員会:予算決算
議決日:平成23年9月29日
議決結果:不採択
益田牧子
主 旨
一 熊本市営自転車等駐車場の有料化をしないこと。
二 青年・学生をはじめ利用者の声を広く聴き、施策に反映させること。
理 由
九月定例の市議会に、熊本市営自転車等駐車場の有料化条例案が提案されています。中心市街地を主とした放置自転車の解消、さらには駐輪スペースの確保・整備は喫緊の課題です。しかしながら、有料化により学生や青年をはじめ多くの自転車利用者へ新たな負担を強いることは、環境にやさしい乗り物である自転車の利活用促進に逆行すること、高校生や学生などが気軽に街中に出かけられなくなるなど中心市街地のにぎわいにも悪影響を及ぼす等、多くの問題点が含まれているものです。
実際に駐輪場有料化の方針を知った学生からは「市街地に行きづらくなる」「ジュース代も節約しているのに困る」等の声も出されている状況です。
熊本市が定めた第六次総合計画の基本計画においては「バス・電車、自転車などで気軽におでかけできるまちをつくる」と明記されています。そのためにも、中心市街地により近い場所に、今一部設置している駐輪ラックの設置場所を増やすなど負担なく駐輪ができるスペースを確保することをはじめ、私たち青年が気軽に利用でき集える中心市街地づくりを心から願うものです。