請願第10号 (平成23年) 消費税の増税に反対する意見書の提出に関する請願
受理日:平成23年9月5日
付託委員会:総務
議決日:平成23年9月29日
議決結果:不採択
益田牧子
主 旨
消費税の増税はやめること。
理 由
九月二日、民主党野田内閣が発足しました。野田佳彦首相は「ミスター増税」と呼ばれているそうで、これまでも財務相として、社会保障と税の「一体改革」の名による消費税の一〇%への増税や「復興増税」の路線を推進してきました。そして、消費税増税法案を来年三月までに提出する方針をあらためて表明しています。いよいよ消費税増税が期限を切って迫ってきました。税率は、まだ定かではありませんが、二〇一〇年代に一〇%になることが予想され、社会保障費が増加すれば更なる増税が見込まれます。
このことが国民生活にもたらす影響は甚大で、先ず家計を直撃し、被災者のみなさんもまともに負担を強いられ、実際に納税する中小業者にとっては、あまりの負担の重さに営業が続けられず倒産も相次ぐという事態が予想されます。その結果、景気は落ち込み、日本経済が深刻な危機に落ち込むことになります。
消費税をなくす会としては、このような事態に陥らないよう、今こそ「生活費にかかる税」「不公平な税」「営業破壊税」である消費税の増税を、将来にわたって行わないことを求める世論を大きく広げることが必要だと考えます。
熊本市議会としても、住民生活を破壊から守るという立場から、政府ならびに関係省庁に対し、請願事項の意見書を提出していただきますよう請願します。