請願第6号 (平成23年) 消費税の増税に反対する意見書の提出に関する請願
受理日：平成23年6月16日
付託委員会：総務
議決日：平成23年7月1日
議決結果：不採択
益田牧子
主 旨
一 消費税の増税はやめること。
二 緊急に食料品などくらしにかかわる消費税を減税すること。
理 由
政府税制調査会が六月七日、消費税の大幅増税に向けた議論を開始しました。これは、社会保障と税の「一体改革」に関する「集中検討会議」の社会保障改革案にもとづいて検討するとなっていますが、要するに、将来は社会保障費をすべて消費税で賄おうというものです。そして、当面二〇一五年までに消費税を一〇％とし、いずれ二〇％以上に跳ね上がるという内容を含んでいます。東日本大震災の傷跡が癒えないいま、政府としては、防災と民生の安定に全力を挙げねばならないときではないかと思います。それなのにこれでは、被災者を含む国民に税の負担を増やし、際限のない社会保障の削減につながるものだと考えます。
消費税をなくす会としては、このような事態に陥らないよう、今こそ「生活費にかか税」「不公平な税」「営業破壊税」である消費税の増税を、将来にわたって行わないことを求める世論を大きく広げることが必要だと考えます。
熊本市議会としても、住民生活を破壊から守るという立場から、政府ならびに関係省庁に対し、請願事項の意見書を提出していただきますよう請願します。