請願第10号 (平成14年) 公的年金の物価スライドの凍結存続を求める請願
受理日:平成14年9月6日
付託委員会:保健福祉
議決日:平成14年9月20日
議決結果:不採択
益田 牧子
請願第一〇号
公的年金の物価スライドの凍結存続を求める請願
主 旨
公的年金の物価スライドの凍結を解除しないように国に意見書を上げること。
理 由
政府は来年度予算の概算要求基準で公的年金を物価に合わせて引き下げる方針を出しました。
厚生労働省は消費者物価の下落分六%の年金引き下げを、財務省は過去三年分の一七%を加え計二三%の年金引き下げを主張しています。
もともと低水準の年金で国民年金は平均五万一千円です。また女性の年金は男性の年金の半分です。消費税、医療費、介護保険料などに加えて、弱い立場の年金者をさらに痛め付けるものです。
年金が下がると個人消費が冷え込み景気を悪くします。
物価スライドの凍結を解除しないよう、国に意見書を上げてくださることをお願いいたします。