請願第14号 (平成22年) 消費税の増税に反対する意見書の提出に関する請願
受理日:平成22年11月30日
付託委員会:総務
議決日:平成22年12月17日
議決結果:不採択
益田牧子
主 旨
一 消費税の増税はやめること。
二 緊急に食料品などくらしにかかわる消費税を減税すること。
理 由
消費税については、「任期中は税率を据え置く」という民主党鳩山内閣の政策に、消費税をなくす会としても一定の期待を持っていました。
ところが、菅政権発足以来、この公約の実現はかなり怪しくなってきました。菅政権は、さきの参議院選挙以来、有権者の手厳しい不支持表明にもかかわらず、野党自民党を巻き込んで法人税減税とセットでの消費税増税論議を推し進めています。財界も「ゆるぎない態度で消費税増税を進めてほしい」と強力に後押ししています。消費税増税、法人税減税という図式が実現したら、わが国における貧富の格差がさらにひろがり、底辺における需要の衰退で、日本経済そのものが深刻な不況に落ち込むことになるでしょう。
消費税をなくす会としては、このような事態に陥らないよう、今こそ「生活費にかかる税」「不公平な税」「営業破壊税」である消費税の増税を、将来にわたって行わないことを求める世論を大きく広げることが必要だと考えます。
熊本市議会としても、住民生活を破壊から守るという立場から、政府ならびに関係省庁に対し、請願事項の意見書を提出していただきますよう請願します。