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請願 審査結果一覧表

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件名

請願第18号 (平成21年) 富合町合併特例区の区長及び協議会委員報酬の減額を求める請願

受理日

受理日:平成21年12月4日

付託委員会

付託委員会:総務

議決結果

議決日:平成21年12月21日
議決結果:不採択

紹介議員

益田牧子

内容

主 旨
 一 富合町特例区協議会委員の報酬については、熊本市監査委員の勧告を真摯に受け止め、現行月額報酬を日額報酬に変更するように交付金を減額すること。
 二 特例区の区長についても非常勤にし、報酬を減額する交付金にすること。

理 由
 合併特例区の区長及び協議会委員に対する報酬の減額を求める監査請求が住民から提出されました。
 これに対して、監査委員は「現行の報酬額はあまりにも高額すぎると認められ、現行の勤務実態に見合ったものとは言い難い」とし、勤務実態に見合った妥当な額に減額する措置を講じるように区長に対して勧告を行いました。
 この勧告の持つ意味は非常に大きいものがあります。監査委員のメンバーには、議会では高額報酬に賛成した議員の方も含まれており、他都市の水準や仕事の内容からみてもいかに高額過ぎるかが推量されます。
 その勤務内容も、卒業式や成人式、町民体育祭、文化祭への参加、駅伝大会の応援、地元市議との意見交換など、約九十分〜百二十分の協議会を除けば、報酬を支給するような仕事はなくて、そのほとんどがボランティアで参加するような内容でしめられています。
 合併の目的は、本来、効率的でスピーディーな行政で住民サービスを向上させることにあります。ところが、日本一高い高額な報酬で私たち市民の税金が無駄に使われています。これが、そのまま植木町や城南町でも適用されようとしており、さらに莫大な無駄遣いになります。
 熊本市長におかれましては、監査委員の勧告を真摯に受け止めていただき、ただちに報酬の減額をするよう要請します。
 また、特例区長の報酬も副市長兼任の宮崎市を除けば全国一の高額であり、新幹線事業もほぼ終了した現在、常勤での仕事の必要性はほとんどありません。非常勤として仕事の内容に見合う報酬にするようにしてください。

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