請願第6号 (平成21年) 消費税の増税に反対する意見書の提出に関する請願
受理日:平成21年6月12日
付託委員会:総務
議決日:平成21年6月26日
議決結果:不採択
益田牧子
主 旨
一 消費税の増税はやめること。
二 緊急に食料品などくらしにかかわる消費税を減税すること。
理 由
百年に一度といわれる不況の中で、私たちのくらしは、収入が落ち込み、医療・年金・介護などの負担が増えて苦しくなるばかりです。
消費税は、導入のときも、五%へ引き上げのときも、現在も「社会保障のため」「国の財源が大変」などが増税の理由とされてきましたが、医療や年金などの社会保障は削られ、国の財政赤字は膨らみ続けています。社会保障財源を確保するには、大企業・大資産家向けにこれまで行われてきた減税を元に戻すとともに、ムダづかいをきっぱりとやめ、税金の使い道を福祉と国民のくらし優先に変えるべきではないでしょうか。
それなのに政府は、税制関連法案で二〇一一年度までに消費税増税法案を可決することを決めました。二年先の政府と国会を法律でしばるということは、そのときにはメンバーが変わっていることが予想されるだけに、許しがたい暴挙です。
今政府に求められているのは、増税しないことをはっきりと表明し、食料品など生活必需品については減税して家計を応援することです。
地方議会として、住民生活を破壊から守るという立場から、政府ならびに関係省庁に対し、請願主旨の意見書を提出していただきますよう請願します。