請願第19号 (平成20年) 家庭ごみ有料化に反対する請願
受理日:平成20年12月8日
付託委員会:環境水道
議決日:平成20年12月22日
議決結果:不採択
益田牧子
主 旨
一 「家庭ごみ有料化条例」に反対すること。
二 容器包装プラスチック類の「分別・資源化」などごみ減量の「仕組みつくり」を優
先すること。
三 町内自治会単位でのきめ細やかな地域説明会を開催すること。
四 物価高騰により、市民生活が厳しい時に、『家庭ごみ有料化』は実施しないこと。
理 由
熊本市は、十二月議会へ「家庭ごみ有料化」条例を提案しました。
ごみ問題は、市民生活に密着しているにもかかわらず、地域説明会は、たった五ヶ所の会場で開催され、参加者も三三九名にとどまっています。『計画段階』でのきめ細やかな住民説明会と直接対話による意見聴取こそ必要ではないでしょうか。また、ガソリンや食料品など諸物価高騰などで市民生活が厳しいときに、九.一億円の「家庭ごみ有料化」による新たな市民負担増は、安易に行うべきではありません。
熊本市は、「家庭ごみ有料化」で財源を確保し、分別の仕組みをつくる計画ですが、中核市でワースト二位のリサイクル率八.九%を改善するためには、行政による「分別・資源化の仕組みつくり」を優先すべきです。
十二月議会への「家庭ごみ有料化条例」提案を中止し、行政がイニシアチブを発揮し、「分別・資源化の仕組み」つくりを優先するよう請願いたします。