請願第13号 (平成20年) 国民健康保険料の値下げと制度の改善を求める請願
受理日:平成20年9月3日
付託委員会:保健福祉
議決日:平成20年9月18日
議決結果:不採択
益田牧子
主 旨
一 高すぎる国民健康保険料を値下げすること。
二 国民健康保険の減免制度を拡充すること。
三 全国一の制裁率になっている資格証明書、短期保険証の発行をやめること。保険証の未交付をなくすこと。
四 滞納者に対する機械的な差し押さえなどをしないこと。
五 特定健診を無料にすること。
理 由
後期高齢者医療制度が大きな問題になっています。収入や年金が減る中で、庶民への増税や介護保険や障害者自立支援法による負担増などが実施され、市民の暮らしはますます厳しくなっています。
県下一高い保険料のため、保険料が払えない世帯は増え続け収納率は九割をきっています。滞納が続き、資格証明書交付世帯は三年間で二倍に、短期保険証交付世帯は、保険料支払いが難しいために保険証更新が出来ず無保険になる人も多く、保険証未交付という違法状態を作っています。
また、健診制度の改定でこれまで基本健診が無料で受けられていたものが、有料になりました。受診率を上げるためにも健診は無料にして下さい。
国民健康保険加入者は自営業や年金生活者、社会保険に加入できない人など、生活の厳しい方が多いにもかかわらず、他の医療保険と比べても保険料の負担が重く、負担の限界を超えているのが実態です。保険証が手元にないために病院にもかかれないという状況をなくすためにも、高すぎる保険料の値下げを強く求めます。