請願第1号 (平成20年) 消費税の増税に反対する意見書の提出に関する請願
受理日:平成20年2月22日
付託委員会:総務
議決日:平成20年3月17日
議決結果:不採択
益田牧子
請願第一号
消費税の増税に反対する意見書の提出に関する請願
主 旨
消費税の増税は行わないこと。
理 由
昨年は、住民税の大増税が家計を襲いました。そして、この冬、石油の高騰が関連諸物価を押し上げ、つづいて輸入小麦の高騰によりパンを始め食品価格が軒並み値上がりし、庶民の生活を襲っています。
この時期に、政府関係機関と財界は、消費税増税の大合唱です。マスコミも、高齢化に伴う社会保障費の増大に「社会保障目的税」として消費税増税は避けられないとする論調が盛んです。
しかし、庶民大増税と物価の高騰で、大きな生活苦を強いられているところへ、本格的な消費税の増税という大波が襲ってきたら庶民生活はたまったものではありません。財源というなら、大企業や超高額所有者に対する優遇税制を是正し、公共事業費など歳出のむだを省けば、消費税に頼らなくても社会保障費の財源は十分まかなえると考えます。
地方財政にとっても、消費税の増税は各種公共料金にも跳ね返り、料金値上げで住民負担を強いることにならざるをえません。このときにあたり、地方議会としても住民生活を守るという立場から、政府ならびに関係省庁に対し、請願主旨の意見書を提出していただきますよう請願します。