請願第16号 (平成19年) 消費税の増税に反対する意見書の提出に関する請願
受理日:平成19年12月10日
付託委員会:総務
議決日:平成19年12月21日
議決結果:不採択
益田牧子
主 旨
消費税の増税は行わないこと。
理 由
今年の六月、住民税の大増税が家計を襲いました。これはまさに前代未聞の大増税で、その他社会保障の負担増も重なって、庶民の負担増は耐えられないものになっています。それにこの冬、石油の高騰が関連諸物価を押し上げ庶民の生活を襲っています。
この時期に、政府関係機関と財界は、消費税増税の大合唱です。政府税制調査会は、来年度税制改定の答申を取りまとめました。増税の時期や税率は明らかにしていませんが、社会保障の財源として「消費税が重要な役割を果たすべきである」と主張し大幅な増税への姿勢を崩していません。
庶民大増税と物価の高騰で、大きな生活苦を強いられているところへ、本格的な消費税の増税という大波が襲ってきたら庶民生活はたまったものではありません。
地方財政にとっても、各種公共料金にも跳ね返り、料金値上げで住民負担を強いることにならざるをえません。このときに当たり、地方議会としても住民生活を守るという立場から、政府ならびに関係省庁に対し、請願主旨の意見書を提出していただきますよう請願します。