請願第2号 (平成14年) 有事法制に対する請願
受理日:平成14年3月4日
付託委員会:総務
議決日:平成14年3月27日
議決結果:不採択
益田 牧子
請願第二号
有事法制に対する請願
主 旨
有事法制の立法化を行わないこと。
憲法九条は守ること。
上記二項について、熊本市議会として国会に意見を出すこと。
理 由
アメリカのテロ事件や不審船を理由に、有事法制の立法化が急がれていますが、これは犯罪を取り締まるもので、警察と海上保安庁の対応分野です。
政府は、今日本に侵攻を企てる勢力はないことを認めながら、戦争を放棄した憲法九条を持つ日本が、戦争を準備するなど間違っています。
有事法制は、アメリカの戦争に日本が参加し、国民を動員するためのものです。米軍や自衛隊の軍事行動を何よりも優先に、国民の土地や財産を取り上げ、戦争への協力を強制するものです。
地方自治体、民間会社、一般市民も強制的に戦争に協力させられます。これは憲法九条を蹂躙し、基本的人権を踏みにじるもので絶対に許されません。