請願第25号 (平成03年) 水道料金の値上げに反対する請願
受理日:平成03年12月3日
付託委員会:公営企業
議決日:平成03年12月17日
議決結果:不採択
森田 粹彌
請願第二五号
水道料金の値上げに反対する請願
主 旨
水道料金の大幅値上げに反対します。
理 由
私たちは空気や水がなくては生きていけません。
熊本市は赤字を理由に水道料金を、平均四五%値上げを予定していますが、水道事業法には、安くて安全な水を供給するとうたわれています。
熊本市は国内でも有数の地下水に恵まれた所です。熊本の水道の特性は、生活用水を地下水だけで賄い、しかも安くて良質なことで知られています。その特性が失われようとしているのです。
水道料金が、このように大幅に上がれば、すべての物価にすぐはね返ってきます。そして、各家庭では大幅に値上げされた水道料金や、それに上乗せされた消費税や、物価の値上げで、次々と家計が圧迫されて行くでしょう。
行政努力はなされたのでしょうか。
一方的な大幅値上げで、安易に問題を解決するのでは、市民は納得できません。
漏水率を一%低下させることで、二億円の増収があると聞いております。漏水対策をしっかりして、内部留保を吐き出すなど、行政としてもっと努力をすべきだと思います。
従って、これまでの投資計画の無駄や、財政運用の無駄、漏水の無駄のつけを消費者に一方的に押しつける大幅値上げに、私たち市民は反対します。