請願第6号 (平成03年) 老人保健法の「改正」に関する請願
受理日:平成03年2月26日
付託委員会:教育民生
議決日:平成03年3月12日
議決結果:不採択
沢田 一郎
請願第六号
老人保健法の「改正」に関する請願
主 旨
老人保健法「改正」により医療費の自己負担が入院で二倍、通院で二五%増は耐えられないので、国に対して意見を上げてください。
理 由
厚生省は老人医療費の患者の自己負担額について、通院一ケ月一,〇〇〇円(三科かかれば三,〇〇〇円)、入院の一日四〇〇円を二倍の八〇〇円(月二四,〇〇〇円)に引上げ、さらに今後自己負担額をスライド方式で増額する老人保健法「改正」案を国会に上程しました。
患者負担が三・二%から五%になると国民の負担が一,八〇〇億円増えます。
しかし、高齢者の多くは、三万円前後の年金生活者であり、年金もそれほど増えません。これでは、早期受診もままならず高齢者への差別医療が拡大します。