請願第2号 (平成16年) 「さくらカード」についての請願
受理日:平成16年3月4日
付託委員会:保健福祉
議決日:平成16年3月26日
議決結果:不採択
益田 牧子
請願第二号
「さくらカード」についての請願
主 旨
一 障害者・被爆者と低所得者をいままでどおり無料とすること。
二 プリペイド方式はやめること。
理 由
「さくらカード」問題については昨年末から多くの市民が注目し『高齢者・障害者・被爆者がさくらカード本来の目的である喜んで社会参加』ができるよう現状のまま存続をと見守ってきました。
私たちは障害者や高齢者の切実な声が寄せられている不評のプリペイドカードについて、何度も行政担当の方々にも説明をし納得されたのではないかと思っていましたが、附帯決議も無視したままで、早々にカード入れを作り全員に渡す、その費用は二千二百万円といわれ、またまた驚かされました。
このまま提案されているプリペイドカード方式を三月更新に向けて進めていけば、パブリックコメントでも出されたたくさんの市民の意見を反映した改善策にならないことは確かです。
障害者や高齢者の方々は異口同音に「プリペイドカードでは乗れない、皆さんに迷惑かけるから・・・」と言っておられます。
市長は「日本一住みやすい、暮らしやすい街づくり熊本」を目指し、「利用できない人を切り捨てない」と言っておられます。
その実現のため、上記、請願いたします。