請願第11号 (平成07年) 日米地位協定見直しについての意見書提出に関する請願
受理日:平成07年12月5日
付託委員会:総務
議決日:平成07年12月18日
議決結果:不採択
益田 牧子
請願第一一号
日米地位協定見直しについての意見書提出に関する請願
主 旨
一 政府が一日も早く日米地位協定の抜本的見直しをするよう、意見書をあげて下さい。
理 由
九月四日沖縄で起こった米兵による少女暴行事件は、人道上許すことができません。
しかも日本側は、事件が発生して二十六日間も容疑者を逮捕、拘禁することができませんでした。
日本人でありながら、日本に住んでいながら、日本の法律が適用されないという治外法権的処置は、独立国と思えない屈辱的な日米地位協定によるものです。
米兵の暴行許すな、基地なくせ、日米地位協定見なおせ、怒りと要望が島ぐるみの声となってひろがり、全自治体が決議をあげています。
その県民の要望を代表して、大田沖縄県知事は十項目に亘る地位協定見直しの要望書を首相に手渡されました。
沖縄県で十四万人余の犠牲者を出し、戦後は基地被害のために命とくらしをおびやかされている沖縄の人たちを、同じ国民の一人として黙視することはできません。
私たちは沖縄県民の声を支持します。
沖縄県民が安心して生活できるよう、日米地位協定の抜本的見直しを行うことが急がれます。