請願の詳細情報

請願第5号
(平成25年)
  消費税増税の実施中止を求める意見書の提出に関する請願

主　旨
消費税増税の実施を中止すること。

理　由
安倍政権が五ヶ月を過ぎました。経済政策三本の矢を掲げています。大胆な金融政策、機動的な財政政策、そして、民間投資を喚起する成長戦略ということで、これで不況からの脱却ができるとしています。
しかし、大胆な金融政策は、その金が庶民に回るわけでなく、財政政策では、大型公共事業中心、成長戦略は、労働法制の規制緩和で庶民生活の向上に結びつきそうもありません。それに、安倍内閣があまり触れたがらないあと二本の矢があります。四本目は「社会保障の見直し」、五本目は「消費税増税」です。年金支給が三年に分けて二・五％削減され、生活保護費も削減され、賃金は引き下げられたまま、そこへ消費税増税では、その結果が国民生活にもたらす悪影響は、火を見るより明らかです。不況の更なる深刻化は避けられません。
安倍首相は、消費税増税については、実施するかどうか、十月に決めると言明しています。まだ決まったわけではないのです。
消費税増税を中止させるためには、今がチャンスです。熊本市議会におかれましても、住民生活を守るという立場から、政府ならびに関係省庁に対し、請願事項の意見書を提出していただきますよう請願します。