意見書第22号 道路特定財源の堅持を求める意見書について
議決日:平成13年9月19日
議決結果:可決
┌─────────────────────────────────────┐
│ 発議第22号 │
│ 道路特定財源の堅持を求める意見書について │
│ 地方自治法第99条及び第112条の規定により意見書を次のとおり提出す│
│ る。 │
│ 平成13年9月19日提出 │
│ 熊本市議会議員 古 川 泰 三 │
│ 同 下 川 寛 │
│ 同 島 永 慶 孝 │
│ 同 大 石 文 夫 │
│ 同 主 海 偉佐雄 │
│ 同 荒 木 哲 美 │
│ 同 坂 田 誠 二 │
│ 同 田 中 誠 一 │
│ 同 佐々木 俊 和 │
│ 同 中 松 健 児 │
│ 同 磯 道 文 徳 │
│ 同 鈴 木 弘 │
│ 熊本市議会議長 白 石 正 殿 │
│ 意 見 書 (案) │
│ 道路特定財源を堅持し、道路網の早期整備に引き続き特段の配慮をされるよう│
│ 強く要望いたします。 │
│ (理 由) │
│ 道路は、国民生活や経済・社会活動を支える最も基本的な社会資本でありま│
│ す。また、公共空間として多面的な機能を有しており、国民の多様なニーズの高│
│ まりとともに、その重要性、必要性は一層増大しており、その整備は、長期的視│
│ 点に立った整備計画により着実に促進されなければなりません。 │
│ しかしながら、熊本都市圏においては、道路整備水準はいまだに低く、至ると│
│ ころで慢性・拡大化する交通渋滞が見られ、都市活動の停滞、排気ガスなどによ│
│ る環境問題が深刻化しております。 │
│ 加えて、地域の活性化を図り、地域相互の広域的連携を促進するためには、高│
│ 速交通網と、国道、県道及び市町村道を体系的に整備することが緊急かつ重要な│
│ 課題であります。 │
│ このような中、中央では道路特定財源制度の見直しの論議がなされております│
│ が、その制度は計画的な道路整備の推進に非常に重要な役割を果たしており、そ│
│ の見直しは道路整備が遅れている地方にとっては到底認められるものではありま│
│ せん。 │
│ よって、政府におかれては、地方の状況を踏まえ、道路特定財源を堅持し、一│
│ 般財源化や他の用途に転用することなく、高規格道路を初めとする道路網の早期│
│ 整備について特段の配慮をされるよう強く要望いたします。 │
│ │
│ 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 │
│ 平成 年 月 日 │
│ 議 長 名 │
│ 内閣総理大臣 ┐ │
│ │ │
│ 総務大臣 │ │
│ ├─宛(各通) │
│ 財務大臣 │ │
│ │ │
│ 国土交通大臣 ┘ │
└─────────────────────────────────────┘