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意見書第8号 米価の暴落に歯止めをかけ、地域農業の活性化を求める意見書について

本会議議決結果

議決日:平成13年3月27日
議決結果:可決

内容

┌─────────────────────────────────────┐
│ 発議第8号                               │
│   米価の暴落に歯止めをかけ、地域農業の活性化を求める意見書について  │
│  地方自治法第99条及び第112条の規定により意見書を次の通り提出する。│
│   平成13年3月27日提出                      │
│            熊本市議会議員 古 川 泰 三          │
│            同       下 川   寛          │
│            同       島 永 慶 孝          │
│            同       主 海 偉佐雄          │
│            同       荒 木 哲 美          │
│            同       岡 田 健 士          │
│            同       坂 田 誠 二          │
│            同       藤 山 英 美          │
│            同       田 辺 正 信          │
│            同       佐々木 俊 和          │
│            同       磯 道 文 徳          │
│            同       鈴 木   弘          │
│            同       益 田 牧 子          │
│  熊本市議会議長 江 藤 正 行 殿                  │
│              意 見 書 (案)              │
│  米価の暴落に歯止めをかけ、地域農業の活性化を図るための諸施策を早急に講│
│ じられるよう強く要望いたします。                    │
│ (理 由)                               │
│  米価の暴落、回転備蓄制度、ミニマムアクセス米や生産調整の大幅な拡大や野│
│ 菜の輸入によって農家はもう生活ができないところまできています。さらに土地│
│ 改良に関わる農家の負担金も農家に重くのしかかる等、我が国の農業を取り巻く│
│ 情勢はますます厳しいものとなっています。                │
│  よって、政府におかれては、地域農業の活性化を図り生産者が希望の持てる農│
│ 業となるよう次の諸施策を早急に講じられるよう強く要望いたします。    │
│                  記                  │
│ 1 食料自給率目標を達成するため、食料・農産物の輸入制限と結びつく国内農│
│  産物生産と農産加工の振興、食生活の改善、地場生産地場消費の促進、地場産│
│  農産物中心の学校給食の普及など農家の自給や地域自給の促進をはかる施策を│
│  拡充すること。                            │
│ 2 野菜等の緊急輸入制限措置(セーフガード)を早急に発動するとともに、W│
│  TO(世界貿易機関)農業交渉にあたっては、輸入国の食料安全保障と農業の│
│  多面的機能を基本とした新たな貿易ルールの確立を図ること。       │
│ 3 水田活性化対策は、海外援助米やえさ米生産など米作農業の発展を基本と │
│  し、水田の総合的な能力を発揮させながら、大豆、麦など不足作物の生産拡大│
│  と結びつく施策を実施すること。                    │
│   米価の引き下げによって返済が困難となっている土地改良賦課金や制度資金│
│  などの負債軽減を早急に行うこと。                   │
│                                     │
│  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。     │
│   平成  年  月  日                       │
│               議   長   名             │
│  内閣総理大臣┐                            │
│        ├─宛(各通)                      │
│  農林水産大臣┘                            │
└─────────────────────────────────────┘

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