意見書第20号 熊本市の政令指定都市の実現に関する意見書について
議決日:平成22年11月30日
議決結果:可決
地方自治法第99条及び第112条の規定により意見書を次のとおり提出する。
平成22年11月30日提出
熊本市議会議員 くつき信哉 熊本市議会議員 東すみよ
同 紫垣正仁 同 日和田よしこ
同 原口亮志 同 藤岡照代
同 田中敦焉@ 同 下川 寛
同 上田芳裕 同 田尻清輝
同 前田憲秀 同 北口和皇
同 松野明美 同 中松健児
同 原亨 同 佐々木俊和
同 澤田昌作 同 田尻将博
同 倉重 徹 同 田辺正信
同 重村和征 同 家入安弘
同 大石浩文 同 鈴木 弘
同 島和男 同 竹原孝昭
同 田尻善裕 同 古川泰三
同 東美千子 同 牛嶋 弘
同 有馬純夫 同 税所史熙
同 満永寿博 同 落水清弘
同 三島良之 同 江藤正行
同 齊藤 聰 同 主海偉佐雄
同 津田征士郎 同 嶋田幾雄
同 白河部貞志 同 上村恵一
同 藤山英美 同 西 泰史
同 村上 博 同 磯道文徳
熊本市議会議長 坂田誠二様
意 見 書 (案)
平成24年4月1日をもって熊本市を「地方自治法第252条の19に規定する指定都市」として指定されるよう要望いたします。
(理 由)
熊本市は、平成20年10月6日に富合町、また、平成22年3月23日に城南町、植木町の周辺3町と合併を行い、人口73万を擁する大都市となりました。
本市は、幕藩体制下から県庁(藩庁)所在地であることに加えて、九州における政治・軍事の中心地として、官公庁が多数置かれたこともあり、九州を代表する行政、文化、交通、経済の拠点として着実な発展を遂げてきた都市です。
特に、交通面においては、九州各県の中心としての地理的優位性もあって、鉄道は鹿児島本線、豊肥本線の結節点として、陸路は、九州縦貫自動車道、国道3号や57号の結節点となっており、また、平成23年春全線開業する九州新幹線により高速交通体系は一層強化されることになります。
地域の主体性の発揮が望まれる中、本市においても多様な市民ニーズに対し、各地域の個性と魅力を生かしながら、高度で専門的な行政サービスやきめ細やかで身近な行政サービスの提供の必要性が増してきており、このような状況に的確な対応を行っていくためには、事務配分等の様々な特例が適用され、地方自治制度上、権限と財源が最も充実した政令指定都市への移行は不可欠であると考えています。
本市が政令指定都市になることで、都市機能が充実し、その効果として存在感も高まり、九州中央の交流拠点都市としての更なる発展が期待できることから、熊本県域を牽引し底上げするとともに、九州全体の均衡ある発展、ひいては、九州全体の浮揚にも必ずや大きく貢献できるものと確信しているものであります。
よって、関係行政庁におかれては、平成24年4月1日をもって熊本市を「地方自治法第252条の19に規定する指定都市」として指定されるよう強く要望いたします。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
平成 年 月 日
議長名
内閣総理大臣
総務大臣
熊本県知事