意見書第23号 道路整備の促進及び道路特定財源の確保に関する意見書について
議決日:平成19年9月20日
議決結果:可決
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│ 発議第23号 │
│ 道路整備の促進及び道路特定財源の確保に関する意見書について │
│ 地方自治法第99条及び第112条の規定により意見書を次のとおり提出す │
│ る。 │
│ 平成19年9月20日提出 │
│ 熊本市議会議員 坂 田 誠 二 │
│ 同 藤 山 英 美 │
│ 同 落 水 清 弘 │
│ 同 税 所 史 熙 │
│ 同 古 川 泰 三 │
│ 同 齊 藤 聰 │
│ 同 田 尻 善 裕 │
│ 同 西 泰 史 │
│ 同 鈴 木 弘 │
│ 熊本市議会議長 牛 嶋 弘 様 │
│ 意 見 書 (案) │
│ 道路特定財源については、目的税の趣旨に沿い全額を道路財源として確保する│
│ とともに、地方の道路整備財源を充実されるよう要望いたします。 │
│ (理 由) │
│ 道路は、日常生活から経済活動に至るまで、すべての社会活動を支える最も基│
│ 礎的かつ重要な社会資本であり、その財源確保のために創設された道路特定財源│
│ は、受益者負担の原則に則り、自動車利用者が負担する合理性のある制度であり│
│ ます。 │
│ 一方、財政健全化への取り組みとして、昨年末に閣議決定されました「道路特│
│ 定財源の見直しに関する具体策」の中では、現行の暫定税率を維持したまま、道│
│ 路歳出以外の一般財源に充てることなどが示されております。 │
│ 現在、本市では、5月末に内閣総理大臣より認定を受けました「熊本市中心市│
│ 街地活性化基本計画」に基づき、熊本の顔である中心市街地の賑わい創出、4年│
│ 後に迫った九州新幹線鹿児島ルートの全線開業、さらには九州中央の交流拠点都│
│ 市を見据えたまちづくりに取り組んでおり、都市基盤の充実を図る道路網の整備│
│ が必要不可欠であります。 │
│ よって、政府におかれては、このようにいまだ道路整備を必要とする地方の実│
│ 情を理解され、道路利用者の負担している道路特定財源を他に転用することな │
│ く、道路財源として確保するとともに、地方の道路整備財源を充実されるよう強│
│ く要望いたします。 │
│ 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 │
│ 平成 年 月 日 │
│ 議 長 名 │
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│ 内閣総理大臣 ┐ │
│ 総務大臣 ├ 宛(各通) │
│ 財務大臣 │ │
│ 国土交通大臣 ┘ │
│ │
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