意見書第21号 「マザーズサロン」(仮称)設置の早期実現を求める意見書について
議決日:平成18年12月27日
議決結果:可決
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│ 発議第21号 │
│ 「マザーズサロン」(仮称)設置の早期実現を求める意見書について │
│ 地方自治法第99条及び第112条の規定により意見書を次のとおり提出する。│
│ 平成18年12月27日提出 │
│ 熊本市議会議員 牛 嶋 弘 │
│ 同 佐々木 俊 和 │
│ 同 主 海 偉佐雄 │
│ 同 江 藤 正 行 │
│ 同 坂 田 誠 二 │
│ 同 津 田 征士郎 │
│ 同 田 辺 正 信 │
│ 同 磯 道 文 徳 │
│ 同 鈴 木 弘 │
│ 同 宮 原 政 一 │
│ 同 藤 山 英 美 │
│ 同 益 田 牧 子 │
│ 同 白河部 貞 志 │
│ 熊本市議会議長 税 所 史 熙 様 │
│ 意 見 書 (案) │
│ 子育て女性に対する再就職の促進を図るため、「マザーズサロン」(仮称)設 │
│ 置を早期に実現されるよう要望いたします。 │
│ (理 由) │
│ 少子化の要因の一つとして、子育てに対する「経済的負担」が挙げられており │
│ ます。働く女性の約7割が第1子出産を機に離職しているとのデータがあります │
│ が、出産・育児を経て再雇用を望む女性が少なくありません。12歳未満の子供 │
│ を持ちながら求職活動を行っている女性は全国に約70万人、就業を希望してい │
│ ながら求職活動を行っていない者も約180万人存在している状況であります。 │
│ そのような中、2006年4月に少子化対策の一環として、就職を希望する子 │
│ 育て中の女性を支援するために「マザーズハローワーク」が開設されました。求 │
│ 職者一人一人の希望や状況を踏まえたきめ細やかな対応が好評で、多くの方に利 │
│ 用され成果を挙げています。 │
│ しかしながら、「マザーズハローワーク」の設置は、全国12カ所11都道府 │
│ 県(札幌、仙台、千葉、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡、 │
│ 北九州)にとどまっており、現在サービスは大都市圏に集中しています。そこで │
│ 厚生労働省は、既存のハローワーク内に「マザーズサロン」(仮称)を設置し、 │
│ 同様のサービスを全国展開したいとしています。 │
│ 再就職を希望する子育て中の女性は潜在的に多数いることに加え、少子高齢化 │
│ による本格的な人口減少が見込まれる中で、社会の支え手を増加させる観点から │
│ も、子育て女性に対する再就職の促進を図ることは喫緊の課題であります。 │
│ よって、政府におかれては、「マザーズハローワーク」未設置の36県に対し │
│ 「マザーズサロン」(仮称)設置を早期に実現されるよう強く要望いたします。 │
│ │
│ 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 │
│ 平成 年 月 日 │
│ 議 長 名 │
│ │
│ 内閣総理大臣┐ │
│ ├ 宛(各通) │
│ 厚生労働大臣┘ │
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