決議第4号 学校法人銀杏学園の移転計画に関する決議について
議決日:平成13年3月27日
議決結果:可決
┌─────────────────────────────────────┐
│ 発議第4号 │
│ 学校法人銀杏学園の移転計画に関する決議について │
│ 本議会は、次の通り決議するものとする。 │
│ 平成13年3月27日提出 │
│ 熊本市議会議員 古 川 泰 三 │
│ 同 下 川 寛 │
│ 同 島 永 慶 孝 │
│ 同 主 海 偉佐雄 │
│ 同 荒 木 哲 美 │
│ 同 岡 田 健 士 │
│ 同 坂 田 誠 二 │
│ 同 藤 山 英 美 │
│ 同 田 辺 正 信 │
│ 同 佐々木 俊 和 │
│ 同 磯 道 文 徳 │
│ 同 鈴 木 弘 │
│ 同 益 田 牧 子 │
│ 熊本市議会議長 江 藤 正 行 殿 │
│ 決 議 (案) │
│ 全ての市民が生涯にわたり、心身ともに健やかで生き生きと暮らしていくこと│
│ は基本であり、そのために、高齢化社会への対応は21世紀のまちづくりの大き│
│ な課題である。 │
│ このような中、これまで、医療技術者の育成に多大なる貢献をされてきた銀杏│
│ 学園短期大学が、臨床検査技師教育、看護教育の一層の高度化を図るとともに、│
│ 食品衛生や環境保全など新たな社会的要請に応えるため、4年制大学として改組│
│ されることとなった。これを機に、食品関連分野との連携、交通の利便性等から│
│ JR西里駅近くのフードパル熊本の隣接地への移転が計画されており、これが実│
│ 現されなければ、同学園の市外流出が懸念されるところである。 │
│ よって、本議会は、次の理由により本計画の早期実現を強く切望する。 │
│ 記 │
│ 1 今後の高齢化社会を迎えるに当たり、医療・福祉分野での人材確保は欠かせ│
│ ないものであり、「よかひと、よかまち、よかくらし」を理念に掲げる本市に│
│ とってこのような大学の存在意義は大きいこと。 │
│ 2 学術・研究機関が集積する学園都市としての一面を持つ本市にとって、本学│
│ 園の移転による4年制大学への改組は、本市の学園都市としての機能の拡充に│
│ つながること。 │
│ 3 4年制大学との連接は、フードパル熊本の活性化の大きな要素となり、更に│
│ は、産・学・官連携による新たな経済活力の創出につながり、本市経済の振興│
│ に寄与すること。 │
│ 以上、決議する。 │
│ │
│ 平成 年 月 日 │
│ 熊 本 市 議 会 │
└─────────────────────────────────────┘