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決議第29号 議第317号「平成15年熊本市一般会計補正予算」に関する附帯決議について

本会議議決結果

議決日:平成15年12月19日
議決結果:可決

内容

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│ 発議第29号                              │
│   議第317号「平成15年熊本市一般会計補正予算」に関する附帯決議につ│
│   いて                                │
│ 本会議は、次のとおり決議するものとする。                │
│   平成15年12月19日提出                     │
│            熊本市議会議員 牛 嶋   弘          │
│            同       家 入 安 弘          │
│            同       主 海 偉佐雄          │
│            同       江 藤 正 行          │
│            同       税 所 史 熙          │
│            同       津 田 征士郎          │
│            同       佐々木 俊 和          │
│            同       村 上   博          │
│            同       田 尻 清 輝          │
│            同       藤 山 英 美          │
│            同       磯 道 文 徳          │
│            同       鈴 木   弘          │
│            同       益 田 牧 子          │
│  熊本市議会議長 落 水 清 弘 殿                  │
│              決   議 (案)              │
│  今次定例会において提出された議第317号「平成15年度熊本市一般会計補│
│ 正予算」において、熊本市優待証(さくらカード)交付事業の制度の見直しに伴│
│ うプリペイドカードによる有料化の準備予算1,500万円が提案され、提案に至│
│ る経緯、あるいは一部負担の方法論等について種々論議がなされたものの、採決│
│ の結果可決されたところである。                     │
│  プリペイド方式は、本会議を初め総務委員会及び保健福祉委員会の論議でも、│
│ 体の不自由な障害者・高齢者にとっては使いにくいといった指摘もなされてお │
│ り、一部有料化とも相まって、体の不自由な高齢者・障害者・被爆者の利用が減│
│ 少することも懸念される。                        │
│  このさくらカードは、前三角市長の時代、平成8年10月に開始され、7年間│
│ 高齢者・障害者・被爆者6万人余の市民に定着した制度であり、その見直しにつ│
│ いては、議会を初め、市民を含めた広範囲の意見集約が必要である。     │
│  この観点から、今回の提案に至る過程においては市当局の取り組みが極めて不│
│ 十分であったと考える。                         │
│  よって、市当局におかれては、さくらカードの目的である社会参加の促進を図│
│ るため、利用者の減少につながらないように、利用者一部負担の方式、障害者や│
│ 低所得者対策などについては、議会の意見を十分に尊重し、本予算の執行に当た│
│ っては慎重を期されるよう強く要望する。                 │
│                                     │
│  以上、決議する。                           │
│   平成  年  月  日                       │
│               熊 本 市 議 会             │
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