意見書第17号 国民健康保険制度の改革推進を求める意見書について
議決日:平成03年9月20日
議決結果:可決
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発議第一七号
国民健康保険制度の改革推進を求める意見書について
地方自治法第九十九条第二項及び第百十二条の規定により意見書を左の通り提出する。
平成三年九月二十日提出
熊本市議会議員 主 海 偉佐雄
同 宮 原 正 一
同 大 石 文 夫
同 中 村 徳 生
同 荒 木あきひろ
同 諸 熊 文 雄
同 岡 田 健 士
同 亀 井 省 治
同 中 沢 誠
同 中 山 弘 規
同 家 入 安 弘
同 田 尻 清 輝
同 鈴 木 昌 彦
同 村 山 義 雄
熊本市議会議長 嶋 田 幾 雄 殿
意 見 書 (案)
国民健康保険制度の基盤強化のための諸施策を講じられるよう強く要望いたします。
(理 由)
国民健康保険制度は、創設以来、半世紀にわたり医療保険制度の中核として、地域住民の医療の確保、健康の保持、増進に大きな役割を果たしてきました。
しかし、高齢化社会の急速な進展、低所得者層を多く抱えるなど、構造的な財政基盤の脆弱さに加え、医療費の増高により、国保財政は重大な危機に直面しています。
このため、多くの市町村では、一般会計からの繰り入れを継続的に余儀なくされており、そうした対応もいまや限界に達しています。
よって、政府におかれては、国保制度の基盤強化のために、次の施策を講じられるよう強く要望いたします。
記
一 各種医療保険制度の一元化の推進
二 医療費抑制の推進
三 低中所得者層の保険料(税)軽減対策の推進
四 国庫負担率の引き上げ
五 高額医療費共同事業に対する財政援助
六 調整交付金制度の改善
右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出いたします。
平成 年 月 日
議 長 名
内閣総理大臣
大蔵大臣 宛(各通)
厚生大臣
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