意見書第13号 和解による水俣病問題の早期解決を求める意見書について
議決日:平成03年9月20日
議決結果:可決
────────────────────────────
発議第一三号
和解による水俣病問題の早期解決を求める意見書について
地方自治法第九十九条第二項及び第百十二条の規定により意見書を左の通り提出する。
平成三年九月二十日提出
熊本市議会議員 主 海 偉佐雄
同 宮 原 正 一
同 大 石 文 夫
同 中 村 徳 生
同 荒 木あきひろ
同 諸 熊 文 雄
同 岡 田 健 士
同 亀 井 省 治
同 中 沢 誠
同 中 山 弘 規
同 家 入 安 弘
同 田 尻 清 輝
同 鈴 木 昌 彦
同 村 山 義 雄
熊本市議会議長 嶋 田 幾 雄 殿
意 見 書 (案)
水俣病問題の早期解決のため、全力を尽くされるよう強く要望いたします。
(理 由)
昭和三十一年に水俣病が公式発見されてから、既に三十五年が過ぎようとしていますが、いまだその解決には至っておりません。今や水俣病問題の早期解決は、県民挙げての願いであり、各地の裁判所において和解による解決が図られようとしているところであります。
しかし、国におかれては、和解による解決は困難とのことから、現時点ではこの和解のテーブルに着かれていないところです。水俣病問題の解決のためには、国の御理解と御協力が不可欠であります。
よって、政府におかれては、和解のテーブルに着かれるとともに、水俣病問題の早期解決のため全力を尽くされるよう強く要望いたします。
右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出いたします。
平成 年 月 日
議 長 名
内閣総理大臣
大蔵大臣
文部大臣
厚生大臣
農林水産大臣
通商産業大臣 宛(各通)
運輸大臣
建設大臣
自治大臣
環境庁長官
国土庁長官
────────────────────────────