意見書第2号 消費税の欠陥の緊急是正に関する意見書について
議決日:平成03年3月12日
議決結果:否決
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発議第二号 消費税の欠陥の緊急是正に関する意見書について
地方自治法第九十九条第二項及び第百十二条の規定により意見書を左の通り提出する。
平成三年三月十二日提出
熊本市議会議員 佐々木 亮
同 亀 井 省 治
同 中 沢 誠
同 森 田 粹 彌
同 吉 田 精 一
同 井 上 義 治
同 沢 田 一 郎
同 岩 下 恵 治
同 本 田 光 夫
熊本市議会議長 矢 野 昭 三 殿
意 見 書 (案)
逆進性等、消費税の構造的欠陥緩和のための緊急是正措置を講じられるよう強く要望いたします。
(理 由)
消費税は、逆進性等の構造的欠陥を持ち、社会的に弱い立場の人の生活を圧迫し、税制の不公平を拡大しています。
このため、消費税は廃止し、国民合意の望ましい税制の構築をめざすべきであります。
よって、政府におかれては、現行消費税の構造的欠陥を少しでも緩和するための緊急避難的経過措置として、次の事項の実現について最大限の努力をされるよう強く要望いたします。
一 国会において、与野党の見解が一致している家賃、入学金など教育費、出産費、火葬・埋葬、身障者用物品、老人の在宅サービスなどの非課税措置による逆進性の緩和、益税、運用益等の是正措置を講じること。
二 食料品の全段階非課税、電気・ガス・水道等の公共料金の非課税化を図ること。
右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出いたします。
平成 年 月 日
議 長 名
内閣総理大臣 宛(各通)
大蔵大臣
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