意見書第27号 和解による水俣病問題の早期解決を求める意見書について
議決日:平成04年9月21日
議決結果:可決
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発議第二七号
和解による水俣病問題の早期解決を求める意見書について
地方自治法第九十九条第二項及び第百十二条の規定により意見書を左の通り提出する。
平成四年九月二十一日提出
熊本市議会議員 主 海 偉佐雄
同 宮 原 正 一
同 大 石 文 夫
同 中 村 徳 生
同 荒 木あきひろ
同 諸 熊 文 雄
同 岡 田 健 士
同 亀 井 省 治
同 中 沢 誠
同 中 山 弘 規
同 家 入 安 弘
同 田 尻 清 輝
同 鈴 木 昌 彦
同 北 口 和 皇
熊本市議会議長 嶋 田 幾 雄 殿
意 見 書 (案)
水俣病の早期解決のため、全力を尽くされるよう強く要望いたします。
(理由)
昭和三十一年に水俣病が公式発見されてから、既に三十六年が過ぎようとしていますが、いまだその解決には至っておりません。
今や、水俣病問題の早期解決は県民挙げての願いであります。
国・県は、先に水俣病総合対策事業を実施し解決に努力されているところでありますが、水俣病問題の早期且つ全体的解決には、訴訟上の和解の場で解決するほかはないと考えます。
八月十九日には、福岡高裁が事実上の和解案とも言える一時金の所見を示し、和解による早期解決を求めています。
よって、政府におかれては、早急に和解のテーブルに着かれるとともに、水俣病問題の早期解決のため全力を尽くされるよう強く要望いたします。
右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出いたします。
平成 年 月 日
議 長 名
内閣総理大臣
法務大臣
大蔵大臣
文部大臣
厚生大臣
農林水産大臣 宛(各通)
通商産業大臣
運輸大臣
建設大臣
自治大臣
環境庁長官
国土庁長官
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