意見書第29号 農業農村整備事業の推進並びに予算の確保に関する意見書について
議決日:平成05年12月16日
議決結果:可決
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発議第二九号
農業農村整備事業の推進並びに予算の確保に関する意見書について
地方自治法第九十九条第二項及び第百十二条の規定により意見書を左の通り提出する。
平成五年十二月十六日提出
熊本市議会議員 主 海 偉佐雄
同 宮 原 正 一
同 大 石 文 夫
同 竹 本 勇
同 諸 熊 文 雄
同 河 村 寅 麿
同 岡 田 健 士
同 本 田 光 夫
同 田 尻 清 輝
同 家 入 安 弘
同 大 江 政 久
同 亀 井 省 治
同 磯 道 文 徳
同 北 口 和 皇
熊本市議会議長 中 村 徳 生 殿
意 見 書 (案)
活力ある農業と住みよい農村社会建設のため、農業農村整備を一層促進されるとともに、その予算措置を講じられるよう強く要望いたします。
(理 由)
本市の農業農村は、恵まれた気象条件と変化に富んだ地形を生かした多彩な農産物の生産により、我が国有数の食料供給基地として発展してきました。また農業生産活動を通じて自然環境の保全、水資源の涵養、歴史・風土に根ざした独自の文化の伝承など、地域社会の維持発展に重要な役割を果たしています。
しかし、農業農村を取り巻く環境は、米価をはじめとする農産物価格の低迷、生活環境などの社会資本の整備の立ち遅れなど厳しい状況にあるため、離農、農業後継者の減少、耕作放棄地の増加等の問題が生じているところであります。
このため二十一世紀に向け、若者が農業を希望の持てる職業として選択し、自信と誇りを持って取り組めるよう生産基盤の整備を推進するとともに、農村地域の生活環境基盤整備や農地などの適正な保全管理により、農業の健全な発展と農村の活性化を図り、快適で美しい農村地域を形成することが重要であります。
よって、政府におかれては、農業者のみならず広く国民にも開かれた活力ある農業と住みよい農村社会建設のため農業農村整備を一層促進されるとともにその予算措置を講じられるよう強く要望いたします。
右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出いたします。
平成 年 月 日
議 長 名
内閣総理大臣
大蔵大臣
農林水産大臣 宛(各通)
自治大臣
国土庁長官
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