意見書第10号 宗教法人「オウム真理教」の早期解散を求める意見書について
議決日:平成07年6月21日
議決結果:可決
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発議第一〇号
宗教法人「オウム真理教」の早期解散を求める意見書について
地方自治法第九十九条第二項及び第百十二条の規定により意見書を左の通り提出する。
平成七年六月二十一日提出
熊本市議会議員 島 永 慶 孝
同 田 尻 武 男
同 西 村 建 治
同 紫 垣 正 良
同 亀 井 省 治
同 大 江 政 久
同 益 田 牧 子
熊本市議会議長 荒 木 哲 美 殿
意 見 書(案)
宗教法人「オウム真理教」について早急に解散請求の手続きをとられるよう強く要望いたします。
(理 由)
宗教法人「オウム真理教」においては現在警察当局による懸命なる捜査が行われているところでありますが、過去に前例のないきわめて凶悪、かつ組織的な犯罪行為であります。
熊本県下においても、阿蘇郡波野村には大型施設の建設、また和解金として高額金の支払い等、また熊本市春日地区においては閑静な住宅地域の土地取得、更には施設建設計画等、それぞれに地域住民はもとより多くの市民に不安と心労を与えたものであります。
よって、政府並びに東京都におかれては、地下鉄サリン事件をはじめ、史上例のない無差別テロ事件、犯罪行為の全容解明のため全力を挙げるとともに、宗教法人「オウム真理教」の解散請求の手続きを早急にとられるよう強く要望いたします。
右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出いたします。
平成 年 月 日
議 長 名
内閣総理大臣
法務大臣 宛(各通)
文部大臣
東京都知事
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