意見書第15号 暴走族根絶に関する決議について
議決日:平成10年9月22日
議決結果:可決
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発議第一五号
暴走族根絶に関する決議について
本議会は、左の通り決議するものとする。
平成十年九月二十二日提出
熊本市議会議員 江 藤 正 行
同 内 田 三千夫
同 竹 本 勇
同 嶋 田 幾 雄
同 税 所 史 熙
同 奧 田 光 弘
同 田 尻 将 博
同 大 石 文 夫
同 牛 嶋 弘
同 上 村 恵 一
同 田 辺 正 信
同 磯 道 文 徳
同 鈴 木 弘
熊本市議会議長 主 海 偉佐雄 殿
決 議 (案)
熊本市民は、人命尊重の精神に徹し、正しい交通秩序の確立と悲惨な交通事故を防止し、安全で平穏、かつ快適な社会環境の実現に努めている。
しかしながら、市民のこうした努力に逆行し、幹線道路やバイパス道路等における暴走族の無軌道な行為と暴走をエスカレートさせる見物人(ギャラリー)の助勢は、市民の安全で平穏な日常生活の大きな脅威となっており、決して許すことができない。
これら暴走族や見物人のほとんどは未成年で、暴走行為に限らず、薬物乱用や傷害、恐喝、窃盗などの犯罪行為を引き起こすおそれがあり、少年の健全育成と秩序ある社会形成に及ぼす影響は、はかり知れないものがある。
こうした現状にある暴走族を根絶するためには、今こそ、行政、職場、地域、家庭が一体となって、「暴走をしない、させない、見に行かない」という暴走族追放気運の醸成をはじめとした諸対策を強力に展開する必要がある。
よって、本議会は、これまでも暴走族追放を決議してきたところであるが、ここに改めて市民と一体となって、暴走を許さない環境づくりに全力を挙げて取り組み、明るく住みよい健全な郷土の実現にむけて邁進することを誓うものである。
右、決議する。
平成 年 月 日
熊 本 市 議 会
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