意見書第31号 道路整備の促進及び道路財源の確保等に関する意見書について
議決日:平成11年12月20日
議決結果:可決
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発議第三一号
道路整備の促進及び道路財源の確保等に関する意見書について
地方自治法第九十九条第二項及び第百十二条の規定により意見書を左の通り提出する。
平成十一年十二月二十日提出
熊本市議会議員 古 川 泰 三
同 下 川 寛
同 島 永 慶 孝
同 主 海 偉佐雄
同 荒 木 哲 美
同 岡 田 健 士
同 坂 田 誠 二
同 藤 山 英 美
同 田 辺 正 信
同 佐々木 俊 和
同 磯 道 文 徳
同 鈴 木 弘
熊本市議会議長 江 藤 正 行 殿
意 見 書 (案)
平成十二年度政府予算の編成に当たっては、道路特定財源を絶対堅持し、道路整備予算を十分に確保され、道路整備を促進されるよう強く要望いたします。
(理 由)
道路は、二十一世紀の社会基盤形成に重要な役割を担うとともに、地域の特性を活かした地域づくりや豊かな暮らしづくりに欠かすことのできないものであり、経済、社会活動を支える最も基礎的な施設であります。
熊本市においては、地域の特性を活かしながら産業、経済、文化等の振興を図るために種々の施策を推進しているところでありますが、これら全ての活動基盤である道路整備の状況は、幹線道路の恒常的な渋滞、車両の離合もできない道路や、歩道が無く通学等に際し危険な道路等も多くあり、住民をはじめ各方面から早急な整備が熱望されています。
二十一世紀に向け、真に豊かさを実現できる活力に満ちた社会を創造していくためには、産業、文化、生活活動等の基盤となる高規格幹線道路から生活に密着した市町村道に至る道路の整備が緊急な課題となっています。
よって、政府におかれては、平成十二年度の予算編成に当たって、熊本市の実情を十分勘案していただき、左記の事項に十分配慮されるよう強く要望いたします。
記
一 新道路整備五箇年計画に基づき円滑に道路整備を推進していくため、道路特定財源を堅持するとともに、一般財源を大幅に投入すること。
二 国土の均衡ある発展及び活力ある地域づくりと豊かな暮らしづくりを支援するため、高規格幹線道路から市町村道に至る道路網の整備を一層促進すること。
三 高度道路交通システム(ITS)を積極的に推進するとともに、渋滞対策、交通安全対策、沿道環境対策、防災対策等安全で快適な生活環境づくりを推進するための道路整備を一層促進すること。
四 地方への重点配分及び地方の道路財源を確保すること。
右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出いたします。
平成 年 月 日
議 長 名
内閣総理大臣
大蔵大臣
建設大臣
宛(各通)
自治大臣
経済企画庁長官
国土庁長官
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