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請願の詳細情報

請願第4号(平成13年) 下水道使用料金引き上げの中止を求める請願

受理番号
請願第4号
(平成13年)
受理年月日
平成13年3月2日
付託委員会
建設
委員会付託日
平成13年3月2日
議決結果
不採択
議決年月日
平成13年3月27日
紹介議員
益田 牧子

内容

請願第4号
(平成13年)
  下水道使用料金引き上げの中止を求める請願

請願第四号

   下水道使用料金引き上げの中止を求める請願

 主 旨
  下水道使用料の値上げをやめること。

 理 由
 三月議会で、熊本市の下水道使用料が、四月から平均約三〇%(総額二一億円)も引き上げられる提案がなされると聞いて大変驚いています。
 下水道の普及率が高まることは、環境・衛生面からも非常に大切なことだと考えています。しかし、私達中小零細業者は、長引く不況の中で営業と生活を必死になって支えています。熊本市においても企業倒産は、依然として最高水準をつづけています。国民生活金融公庫が一月三〇日に発表した「熊本県下小企業動向調査結果」の経営上の問題点においても第一位が「売上不振六三・九%」第二位は「利益減少一六・九%」と回答が寄せられ、深刻な経営実態が浮かび上がっています。これ以上の使用料の値上げは耐えられません。
 特に、有力な地場産業でもある水をたくさん必要とする食料品製造業や生鮮食品業などでは、価格競争の激化により価格転嫁も思うに任せず、まさに死活問題に直結します。また、年金暮らしの高齢者や低所得者の家計も直撃します。
 今やるべき事は、安易な値上げによる市民生活へのしわ寄せでなく、監査委員会や政治倫理審査会でも問題になっている随意契約等によるムダ使いの見直し、高額な建設費の見直し、水道事業における包括外部監査結果等を参考にした経費削減策の検討などを押し進めていくことこそが必要です。
 下水道使用料の値上げ案の撤回をお願いします。

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