請願の詳細情報

請願第2号
(平成26年)
  消費税増税の中止を求める意見書の提出に関する請願

主　旨
　消費税の増税を撤回し、一〇％への引き上げはやめること。

理　由
　多くの国民の「増税は絶対中止してほしい」という願いに背を向け、政府は二〇一四年四月一日から消費税率八％への大増税を強行しました。
　長引く不況に加え、東日本大震災・福島第一原発事故の復興が進まず、被災者や国民のくらしは耐えがたい状況です。消費税だけで八兆円という史上空前の増税に加え、年金削減や社会保険料引き上げなどの負担増でくらしが壊されます。地域経済を支える中小企業の倒産、廃業も後をたちません。日本経済が再び不況のどん底になることは明らかです。税収は増えるどころか落ち込みが必至で、国家財政も危機を免れません。
　政府は年内にも一〇％への増税を決めようとしていますがとんでもありません。増税法附則第一八条三項にもとづき、消費税増税を中止することこそ急がれています。
国民の消費購買力を高め、地域経済を活性化させ、内需主導に転換すること、国民のふところを直接暖める施策が必要です。
　地域住民の苦難を救うという立場からも、消費税増税を撤回し、さらなる増税を中止するよう政府ならびに関係省庁に請願事項の意見書を提出していただくよう請願します。