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請願の詳細情報

請願第24号(平成23年) 公的医療を破壊するTPPに参加しないことを求める請願

受理番号
請願第24号
(平成23年)
受理年月日
平成23年11月29日
付託委員会
保健福祉
委員会付託日
平成23年11月29日
議決結果
不採択
議決年月日
平成23年12月16日
紹介議員
益田牧子

内容

請願第24号
(平成23年)
  公的医療を破壊するTPPに参加しないことを求める請願

主 旨
 日本の国民皆保険制度や国民生活を破壊するTPPに参加しないことを求める国への意見書を採択すること。
 
理 由
   十一月十一日に野田佳彦首相は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席を前に、「環太平洋連携協定(TPP)」交渉に参加することを政治決断し発表しました。野田首相は、国会審議のなかでアメリカが求めているコメや公的医療保険の自由化について「何でも一〇〇%というのは想像できない」と述べて自由化の可能性を否定していません。国会審議を通じて、農業を破壊し、食の安全と確保を脅かすだけでなく、混合診療を拡大し国民皆保険崩壊につながるなど医療・介護など社会保障の分野にも重大な影響をもたらすことが明らかになっています。
TPPの下で混合診療が全面解禁されれば、米国の営利企業による病院経営が日本に導入され、過疎地の医療がおろそかにされるなどの弊害が予想されます。米国は、医療サービス分野の自由化や混合診療の解禁をこの間、求め続けています。さらに国際的にも誇るべき日本の公的医療保険制度が、自由な医療市場の拡大を阻害しているとして問題視され、米国の多国籍企業から協定違反として提訴される恐れもあります。混合診療になれば自己負担も上がり、お金の有る無しで受けられる医療が異なることが予想され、国民皆保険制度の崩壊につながります。
   貴議会におかれましては、以上の状況をふまえ、国に対して右記のとおり要請されますようお願い申し上げます。

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