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請願の詳細情報

請願第15号(平成23年) 「日本一暮らしやすい政令市くまもと」をめざすために、龍田総合出張所実現に関する請願

受理番号
請願第15号
(平成23年)
受理年月日
平成23年9月5日
付託委員会
総務
委員会付託日
平成23年9月5日
議決結果
不採択
議決年月日
平成23年9月29日
紹介議員
益田牧子

内容

請願第15号
(平成23年)
  「日本一暮らしやすい政令市くまもと」をめざすために、龍田総合出張所実現に関する請願

主 旨
 龍田、楠、武蔵地域には、出張所ではなく、龍田総合出張所の設置を求めます。

理 由
 私たちが住む龍田、楠、武蔵は北区の中でも植木区役所(予定)より、一番遠いところにあり、交通の便が悪いところです。
 更に、その遠い区役所に福祉事務所と保健福祉センターが併設されるので、福祉的な支援を必要とする弱い立場の人たち、高齢者、子育て中の若いお母さんたちが、大きなしわ寄せを被ることになります。
 従って、政令市区割りの目的である、より身近でよりよい行政サービスを受けられるためには、出張所ではなく、取り扱い項目が格段に多い、総合出張所の設置を求めます。
一 北区の区役所は、植木に固執するあまり、区の一番端に置かれることになりました。人口や面積だけを当てはめ、そこに住む地域住民の生活実態にそぐわない、いびつなかたちで決まってしまいました。
 政令市区割りの目的は、「より身近で、よりよい行政サービスが受けられる、住民の利便性の向上にある」と常に、市の広報がおこなわれております。しかし、健康な人であれば、遠い区役所でも問題はないのですが、高齢者や障がいのある人、病弱な人など交通弱者にとっては、遠い区役所は大きな負担(身体的、金銭的)となります。
 従いまして、政令市区割りの目的である「住民の利便性の向上」のために、私たちの地域には龍田出張所ではなく、取り扱い項目が格段に多い、龍田総合出張所の設置を求めます。
二 清水には、総合出張所が置かれますが、私たちの地域から行きにくいところにあり、特に龍田からは直行のバスもなく不便です。
 北区の各役所の人口を比較してみても、(平成二十二年二月二十二日、市行政区画等審議委員会資料:校区、人口一覧より)区役所が置かれる植木:三〇、七二二人、北部総合出張所:二六、七九八人、清水総合出張所:四七、〇〇三人、龍田出張所:四一、〇八三人となっており、人口の規模からいっても、当然龍田は総合出張所となる資格があるといえます。
三 区役所から遠い地域の不便解消のために、市は当初から『区バス』の導入を強調されておりました。
 熊本市行政区画等審議委員会においても、『区バス』は前提条件として答申に盛り込まれ、審議会会長も市民の不安に対して「公営企業の市営バスと違い、区バスは、あくまでも行政サービスだから、赤字とは関係ない」と会議で言いきっておられました。
 しかし、この『区バス』について市は、七月の住民説明会では、収支率が悪化すれば、三年後には『廃止』し、その後は住民負担の『住民バス』となると発表しました。そうなれば、『区バス』の将来的保障もなく、「どこの区役所でもいい」と言われることも、いつまで保障があるのかわかりません。一番たしかなことは、やはり龍田に総合出張所を置き、より近くで、よりよいサービスが受けられるようになることです。
 以上、高齢化が進んでいる私たち地域住民の声をおききとりいただき、政令市になって私たちも心から喜べるよう、議会としてもご尽力くださるようお願い申し上げます。

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