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請願の詳細情報

請願第14号(平成23年) 政令市・区バスの実施に関する請願

受理番号
請願第14号
(平成23年)
受理年月日
平成23年9月5日
付託委員会
予算決算
委員会付託日
平成23年9月5日
議決結果
不採択
議決年月日
平成23年9月29日
紹介議員
益田牧子

内容

請願第14号
(平成23年)
  政令市・区バスの実施に関する請願

主 旨
 一 区バスは廃止を前提とせず、市の責任で最後まで運行されることを求めます。
 二 龍田地域のコミュニティバスは、交通弱者の人たちがスムーズに移動できるよう、地域にあった大きさの車を運行してください。
 三 区バス、コミュニティバスの運賃は、均一料金を望みます。

理 由
 私たちの地域(龍田・楠・武蔵)は、北区役所のある植木まで一番遠く、交通の利便性がとても悪い地域です。市は、その不便解消のため、平成二十四年四月の政令市スタートに合わせて「区バス」を導入することとしました。しかし、今年七月の住民説明会では、当局から収支率の悪化によっては三年後には廃止される路線もあり、それは「住民バス」に切り替わるとの説明があり、参加した住民に大きな怒りと失望を与えました。区バスについては平成二十二年四月六日の熊本市行政区画等審議会で、会長は「区バスは公営の市営バスと違い、行政サービスであるので、赤字とは関係ない」とはっきり言明されています。私たちが区役所に行くための大事な足としての「区バス」は行政サービスとしての運行を強く求めるものです。
一 北区の区役所は住民の願いに反して、一番端の植木に決まりました。区役所には福祉事務所と保健センターが併設されるので、高齢者や障害のある方、福祉の支援を要する方など交通弱者の方々に大きなしわ寄せとなります。市は、区役所への交通利便性向上のために区バスの導入を決めたと聞いております。そうであれば、なおさら、廃止を前提とするのではなく、市が最後まで責任を持って行政サービスとして運行されることを求めます。
二 区バスにつながるものとして、市は、地域にコミュニティバスを合わせて運行します。これによって、楠・武蔵は一定の恩恵を受けますが、龍田地域は道が狭く、小型バス(三〇人乗り)が通れないからとの理由で置き去りにされています。対象は、旧五七号線から南、白川沿いまでの地域から、竜田口駅から東、光の森駅までの地域です。これは、龍田のほとんどの地域にコミュニティバスが走らないことになります。コミュニティバスの大きさを一律に三〇人乗りとせず、龍田地域には住民の利便性向上のために、その地域にあった車を走らせてください。
 以上、地域住民の声をお汲み取りいただき、市議会としてもご尽力くださるよう心からお願い申し上げます。

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