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請願の詳細情報

請願第14号(平成21年) 国民健康保険料の値下げと制度の改善を求める請願

受理番号
請願第14号
(平成21年)
受理年月日
平成21年9月3日
付託委員会
保健福祉
委員会付託日
平成21年9月3日
議決結果
不採択
議決年月日
平成21年9月18日
紹介議員
益田牧子

内容

請願第14号
(平成21年)
  国民健康保険料の値下げと制度の改善を求める請願

 主 旨
  一 一般会計からの繰り入れを増額し、高すぎる国民健康保険料を値下げすること。
  二 全国一の制裁率になっている短期保険証の発行をやめること。資格証明書の発行をやめること。短期証は窓口での引き渡しではなく機敏に郵送して保険証の未交付をなくすこと。
  三 滞納者に対する機械的な差し押さえなどをしないこと。納付相談は個別の実情をしっかりつかんで納付意欲が湧くような対応をすること。
  四 申請減免制度をさらに拡充すること。
  五 国保法四十四条に基づく医療費減免の制度を市民に周知し、積極的な活用を図ること。
  六 受診率が低い特定健診を無料にすること。
 理 由
  八月三十日投開票の総選挙では、格差社会の進行、弱者切り捨ての構造改革路線が国民から厳しい審判を受け、政権交代という歴史的・劇的な変化が起きました。選挙の結果は今後いっそうくらしを守る施策の充実が求められていると言えます。
県下一高い保険料のため、保険料が払えない世帯は増え続け収納率は九割をきっています。滞納が続き、資格証明書交付世帯は三年間で二倍に、短期保険証交付世帯は、保険料支払いが難しいために保険証更新が出来ず無保険になる人も多く、保険証未交付という違法状態を作っています。
合併・政令市や熊本駅前、中心市街地開発などに湯水のように税金が投入されようとしていますが、この一部でも国保会計に繰り入れていただき八十億円を超える赤字の改善をはかり、加入者へのさらなる負担をしないようにして下さい。
また、健診制度の改定でこれまで基本健診が無料で受けられていたものが、有料になりました。受診率は目標からみても大きく低迷しています。
国民健康保険加入者は自営業や年金生活者、社会保険に加入できない人など、生活の厳しい方が多いにもかかわらず、他の医療保険と比べても保険料の負担が重く、負担の限界を超えているのが実態です。保険証が手元にないために病院にもかかれないという状況をなくすためにも、高すぎる保険料の値下げを強く求めます。

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