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請願の詳細情報

請願第18号(平成20年) 国民健康保険料の値下げと制度の改善を求める請願

受理番号
請願第18号
(平成20年)
受理年月日
平成20年12月8日
付託委員会
保健福祉
委員会付託日
平成20年12月8日
議決結果
不採択
議決年月日
平成20年12月22日
紹介議員
益田牧子

内容

請願第18号
(平成20年)
  国民健康保険料の値下げと制度の改善を求める請願

 主 旨
  一 一般会計からの繰り入れを増額し、高すぎる国民健康保険料を値下げすること。
  二 資格証明書や短期保険証で保険証が未交付になっている世帯の高校生までの子どもに
対しては速やかに完全交付すること。
  三 全国一の制裁率になっている短期保険証の発行をやめること。資格証明書の発行をや
めること。保険証の未交付をなくすこと。短期証は窓口での引き渡しではなく機敏に郵
送すること。
  四 滞納者に対する機械的な差し押さえなどをしないこと。
  五 特定健診を無料にすること。
 理 由
   最近の投機的な金融不安で中小業者の倒産、経営危機が相次ぎ、雇用不安も増大しています。このような中で後期高齢者医療制度が大きな問題になっています。七十五歳以上の高齢者にも資格証明書が発行され、医療から排除される事態も生まれています。収入や年金が減る中で、庶民への増税や介護保険、障害者自立支援法による負担増などが実施され、市民の暮らしはますます厳しくなっています。
県下一高い保険料のため、保険料が払えない世帯は増え続け収納率は九割をきっています。滞納が続き、資格証明書交付世帯は三年間で二倍に、短期保険証交付世帯は、保険料支払いが難しいために保険証更新が出来ず無保険になる人も多く、保険証未交付という違法状態を作っています。
また、健診制度の改定でこれまで基本健診が無料で受けられていたものが、有料になりました。受診率は目標からみても大きく低迷しています。
国民健康保険加入者は自営業や年金生活者、社会保険に加入できない人など、生活の厳しい方が多いにもかかわらず、他の医療保険と比べても保険料の負担が重く、負担の限界を超えているのが実態です。保険証が手元にないために病院にもかかれないという状況をなくすためにも、高すぎる保険料の値下げを強く求めます。

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