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請願の詳細情報

請願第8号(平成16年) 誰もが安心して暮らせるよう、介護保険制度改善を求め、国への意見書提出の請願

受理番号
請願第8号
(平成16年)
受理年月日
平成16年9月7日
付託委員会
保健福祉
委員会付託日
平成16年9月7日
議決結果
不採択
議決年月日
平成16年9月22日
紹介議員
益田 牧子

内容

請願第8号
(平成16年)
  誰もが安心して暮らせるよう、介護保険制度改善を求め、国への意見書提出の請願

請願第八号

   誰もが安心して暮らせるよう、介護保険制度改善を求め、国への意見書提出の請願

 主 旨
  一 国庫負担を引き上げて、保険料の値上げを抑え、減免制度を充実させること。
  二 年金からの保険料天引きをただちに中止すること。また二十歳からの保険料徴収の計画を中止すること。
  三 低所得者が安心して介護が受けられるよう、利用料の引き下げ・減免制度の充実を実施するとともに、利用料の二〜三割負担への引き上げを行わないこと。
  四 介護度の低い人が利用する介護サービスの制限・一部廃止などは行わないこと。
  五 大幅に不足している特別養護老人ホームなど、必要な施設をつくり、市の責任で運営すること。施設での食費・居住費の自己負担を導入しないこと。
  六 障害者支援制度との統合を行わないこと。

 理 由
 介護保険法付則では、五年後の介護保険制度の全般的な見直しが規定されています。そのために、昨年五月から社会保障審議会の介護保険部会において、見直しのための審議が進められています。今年、一月八日には厚生労働省の事務次官を本部長とする「介護制度改革本部」が設置されました。
 介護保険法付則では、全般的見直しにあたって「政府は、地方公共団体その他の関係者から、当該検討に関わる事項に関する意見の提出があったときには、当該意見を十分に考慮しなければならない」と規定しています。
 住み慣れた地域で安心して暮らしたい、尊厳をもって暮らしつづけたい、それはすべての国民の願いです。誰もが、いつでも、どこでも人間らしく生きることは、国民の権利です。
 その権利を保障する社会保障の向上、発展をめざすことは憲法に規定された国の義務です。そのために、介護保険を安心して利用できる制度へ改善することが求められます。
 熊本市議会におかれましては、右記の通り、介護保険制度の改善を求める熊本市民の願いを、国にたいして「意見書」として提出して頂きますよう、請願します。

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