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請願の詳細情報

請願第19号(平成03年) 自衛隊海外派遣反対・平和憲法厳守に関する請願

受理番号
請願第19号
(平成03年)
受理年月日
平成03年6月10日
付託委員会
総務
委員会付託日
平成03年6月10日
議決結果
不採択
議決年月日
平成03年6月20日
紹介議員
森田 粹彌

内容

請願第19号
(平成03年)
  自衛隊海外派遣反対・平和憲法厳守に関する請願

請願第一九号

   自衛隊海外派遣反対・平和憲法厳守に関する請願

 主 旨
  市議会として自衛隊の海外派遣に反対し、平和憲法を厳守する決議を採択し、政府に働きかけてくださいますよう請願します。

 理 由
 請願の理由については下記の決議(案)のとおりとします。
 自衛隊の海外派遣に反対し、平和憲法を厳守する決議(案)
 海部自民党内閣が「国際貢献」「日本船舶の安全航行」などを口実にしてペルシャ湾の機雷撤去に自衛隊の掃海艇部隊を派遣したことは、憲法も、自衛隊法も、従来の政府の国会答弁もふみにじるものである。
 しかも国民の代表である国会にもはからずに強行したことは憲法の生命である平和原則と議会制民主主義をふみにじるもので許すことのできない歴史的暴挙である。
 自衛隊の海外派遣に対する国民の意思は、先の「国連平和協力法案」の廃案、難民輸送での自衛隊機使用阻止などに明確に示されている。掃海艇派遣を突破口にいま又「国連平和維持活動(PKO)」への参加を画策しているが、武力行使をともなうPKOの活動に日本が参加できないことは憲法上明白なことである。
 大切なことは、「国際紛争を解決する手段としても永久にこれ(武力行使)を放棄する」(憲法第九条)というわが国の憲法の大原則を国際社会のなかにも明確に位置づけて、あくまでも平和的外交手段で「国際社会において名誉ある地位を占めたい」(憲法前文)という目的に向けて努力し、行動することである。
 熊本市議会は、湾岸戦争後の複雑な今日の国際情勢のなかで「日本国憲法」を厳守する立場を明確に示すことが重要と考え、ここに決議するものである。

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