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請願の詳細情報

請願第8号(平成07年) はり・きゅう・あんま・マッサージ治療への保険適用の拡大を求める意見書に関する請願

受理番号
請願第8号
(平成07年)
受理年月日
平成07年9月5日
付託委員会
教育民生
委員会付託日
平成07年9月5日
議決結果
不採択
議決年月日
平成07年9月21日
紹介議員
益田 牧子

内容

請願第8号
(平成07年)
  はり・きゅう・あんま・マッサージ治療への保険適用の拡大を求める意見書に関する請願

請願第八号

   はり・きゅう・あんま・マッサージ治療への保険適用の拡大を求める意見書に関する請願

 主 旨
  一 はり・きゅう・あんま・マッサージ治療への保険適用を大幅に拡大されるよう関係機関に意見書を提出してください。

 理 由
 いま、国民の中には長時間・過密労働による過労や、仕事や人間関係によるストレス、事故や災害などによる病気や障害がふえています。そのために最近は、腰痛や神経痛、肩こり五十肩、しびれなどの治療のために、はり・きゅう・あんま・マッサージの治療をしなければならない人が増加しています。
 とりわけ、慢性疾患や職業柄の治療をする人たち、高齢化社会を迎えて健康を維持したり、リハビリをしているお年寄りにとって切実です。
 しかし、医師が治療を必要と認めた場合に限り保険が適用され、そのうえ回数が制限(社会保険では、半年で六十五回)されているなど治療上の効果が中断されてしまいます。通常の場合、保険がきかないために費用が全額、自己負担になっています。そのために施術(せじゅつ)の回数を減らしたり、思いとどまらざるをえないのが実態です。
 「仕事のせいで肩や腕に痛みがあり、マッサージに通っています。いつも二、三回続けてといわれるが、費用のことで気軽にできない」「一回三千円から五千円もかかる施術費の全額負担が大変だ」「西洋医学だけでなく、東洋医学もとりいれてほしい」「白内障・眼内レンズのように一日も早く保険を適用して」など、はり・きゅう・あんま・マッサージに保険の適用拡大を求める声がつぎつぎにあがっています。
 こうした国民の要求や実情を反映して、各地の地方自治体で、はり・きゅう・あんま・マッサージへの独自助成が広がっています。しかし、市町村の補助で対応しきれるものではありません。また、国・厚生省の審議会(医療保険審議会の建議書=一九九三年一二月八日)でも、はり・きゅう・あんま・マッサージ治療への保険適用をめぐる検討が行われている状況にあります。
 以上の趣旨にそって、厚生大臣など関係先に意見書を上げられるよう請願します。

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