請願第7号
(平成07年)
国民健康保険料値上げに反対する請願
請願第七号
国民健康保険料値上げに反対する請願
主 旨
国保料の値上げをしないこと。
理 由
いま、急激な円高や長期にわたる不況の影響で市民生活は大変厳しい状況に追い込まれています。特に国民健康保険は自営業者や年金生活者などの高齢者、低所得者が多数を占めており、今でさえ負担の限界を超えた国保料に苦しめられています。熊本市においても滞納率が全加入者の十五%近くになるなど社会問題化しています。
国民健康保険法第一条では「社会保障及び国民健康の向上に寄与することを目的とする・・」と明確にうたっています。国民健康保険は社会保障であり「相互扶助」などという考え方は排せられるべきものです。
国庫負担の削減、保険料の引き上げ、滞納者への制裁措置の強化というやり方では、市民生活をさらに深刻化させ、悪循環を激化させるだけです。住民の命と暮らしを守る「ヒューマンシティー」熊本市として、市民の命と健康・くらしを守る立場から値上げの撤回を請願します。