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件名

意見書第31号 「遺伝子組み換えイネ」の承認と表示に関する意見書について

本会議議決結果

議決日:平成14年9月20日
議決結果:否決

内容

┌─────────────────────────────────────┐
│ 発議第31号                              │
│   「遺伝子組み換えイネ」の承認と表示に関する意見書について      │
│  地方自治法第99条及び第112条の規定により意見書を次のとおり提出す │
│ る。                                  │
│   平成14年9月20日提出                      │
│            熊本市議会議員 大 江 政 久          │
│            同       上 村 恵 一          │
│            同       家 入 安 弘          │
│            同       佐々木 俊 和          │
│            同       中 松 健 児          │
│            同       村 上   博          │
│            同       益 田 牧 子          │
│  熊本市議会議長 宮 原 政 一 殿                  │
│              意 見 書 (案)              │
│  遺伝子組み換えイネを食品や飼料として承認されないよう、また全ての遺伝子│
│ 組み換え食品について表示の義務化を図られるよう強く要望いたします。   │
│ (理 由)                               │
│  遺伝子組み換え食品は、その表示義務の対象がごく一部に限られているため、│
│ 消費者が十分に選択できないまま流通しており、米国での「スターリンク(アレ│
│ ルギーの危険性のある殺虫性コーン)」のリコール事件や国内未承認ポテトのス│
│  ナック菓子への相次ぐ混入事故等で、国民の不安はますます高まっています。│
│  こうした中、遺伝子組み換えイネの開発が進められており、その実験栽培が国│
│ 内において既に始まっています。もし、食品や飼料としてこれが承認され、流通│
│ が開始されれば、国民の不安はさらに高まることが懸念されます。      │
│  よって、政府におかれては、アジアに暮らす私たちの主食であり、日本の農業│
│ の要として、その環境と文化を育んできた大切な作物であるイネを守るため、遺│
│ 伝子組み換えイネを食品や飼料として承認されないよう、並びに基本的に全ての│
│ 遺伝子組み換え食品について表示を義務化されるよう強く要望いたします。  │
│                                     │
│  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。     │
│   平成  年  月  日                       │
│               議   長   名             │
│  内閣総理大臣┐                            │
│  厚生労働大臣├─宛(各通)                      │
│  農林水産大臣┘                            │
└─────────────────────────────────────┘

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